なんとまぁ 寒かった(泣)
朝からとっても寒く3月最後の寒波予報。
みつばのクローバの活動も残りあと2回。
今日は、1年間活動の場に使わせていただいた山に感謝を込めて、みんなでごみ拾いをしながらのおさんぽです。
さぁ、ごみ拾いスタート。
子供達もガラスの破片を見つけては、「かあちゃん、小さいお子が怪我するね。危ないね。拾っておこうね。」と一生懸命ごみ拾い。
最初は、「ゴミがそれほど落ちてないやぁ」と思いながら、歩いていると、ものすごい空き缶の山の袋を持ったまきちゃんを発見。
「えーどしたん?そのゴミたちは。どこで拾ったの?」とびっくり。
「あの上よ。」と教えてくれた場所は人が歩かない崖の上。
こちらからは見えない場所です。
下からその崖の上にめがけて投げ捨てられた空き缶たちでした。
本当に悲しい気持ちになりました。
我が子と「ゴミはちきんと持って帰ろうね。山も汚れて悲しんでるね」と話ながらゴミ拾い再開。
たくさんの空き缶を見た子供達は、「ゴミをもっと探そう」とゴミ拾いに積極的になってきました。
なるほど。一目につかない場所に落ちてるんだなぁと探してみると、あるわ、あるわ。
うわばきや使用済みのおむつまで。
「ひぇーなんじゃこりゃー」
なんとも言えない気持ちのまま、いつもの広場へ到着。
すると、今度は冷たい風がびゅーびゅー。
だんだん耐えられなくなってきました。子供たちは大泣きです。
今日は、早めの退散にしようと、すぐにお弁当タイム。
大人も手がかじかんで箸が持てず、鼻水もでまくり。
少しでも暖を取りたいと火をおこすけど、全く火がつかず。
子供たちは大泣きしながもお弁当を食べました。
今日は、空き缶のゴミの多さとかなりの寒さで心が折れそうな日になりました。
だけど素敵なこともありました。
母のみきちゃんが伝えてくれました。
2人子連れのみきちゃんは、まだ幼いHBちゃんが大泣きで、お兄ちゃんのMIくんに寄り添えないまま下山しなければいけませんでした。いつも、お母さんに甘えるMIくん。
今日の寒さもきっと辛かったはず。だけど、MIくんは頑張って歩いて下山しました。
そして、母はMIくんに「今日は頑張ってくれてありがとう」と声をかけると、MIくんは「今日はかぁちゃんも大変だったね。」と労いの言葉をかけてくれたそうです。心が折れて泣きそうな母は、我が子の言葉で心がほっかほか。
大好きなお母さんの気持ちを理解して頑張ったMIくんの成長と優しがほんとに愛しい。
そして、MIくんは、「かぁちゃん、ぼくはMKくんがいたから頑張れたんよ」と言ってくれたそうです。
MIくんがそんな事を思ってくれたんだぁと私は嬉しくなり、我が子MKに伝えると、即答で「えー嬉しい」と答えました。
思わず私は「あなたは幸せ者だね。」
「どうしてかぁちゃんが幸せ者って言ったかわかる?」と尋ねると、「うん。わかるよ。MIくんが僕がいたから頑張れたって言ってくれたからだよね。僕、嬉しいよ、かぁちゃん。」
「そうだね。あなたを慕ってくれる友達がいることに感謝だね。」と伝えると、「うん。そうだね。」と答えました。
3歳の我が子とこんな会話ができる嬉しさと我が子を慕ってくれるMIくんに感謝です。ありがとう、MIくん。
まきちゃんが言ってくれたように、今日の活動はそれぞれがいろんなことを感じ学んだ活動になりました。
残りあと1回。最終日の活動が楽しみです。
(文・写真 アッキー)