6月②たたき染めのてるてる坊主
今日は梅雨の晴れ間でたたき染め!
たたき染めは、新緑のみずみずしい季節にぴったりの、葉っぱや花の色を布に写し取る遊びです。
…と事前に伝えていたので、朝の会のひろばに来るまでに、葉っぱを探しながら来てくれた親子もいました。
みつくろは森のおさんぽを主に活動しているのですが、こうやってたまに季節のイベントを組み込んでいます。
でも、まだ小さな子には、興味が向かなかったりすることもあるんです。だから、イベントをする日も子どものやりたい気持ちとやりたくない気持ちを大切にしたいなぁと思っています。
そして、大人も自然あそびを楽しむ姿を子どもに見せてあげたいなぁと。お母さんが楽しそうにやっていると、子どもも興味を持つかもしれません♡
いつものようにおさんぽして、今日はキャンプ場まで行かずに途中の川でたたき染め。芝を敷いて整備されたキャンプ場よりも、草がボーボー生えているような野原のほうがたたき染めにぴったりなんです。
まあるい石ころで葉っぱと布をトントン叩いていくと、布に自然の色がうつっていきます。石で叩くとなんだか懐かしい感じの草の香りが漂います。小さい頃、嗅いだことがあるような…そんな懐かしい香り。
どんな葉っぱが色が出やすいかな?
キレイな形が出たね。わぁ~キレイな色♡
ハマってこだわって作るお母さん、足元の色とりどりの小さな花や草探しに没頭します。
大きな葉っぱに挑戦して、その延々と続く作業に後悔しながらも、大きな葉っぱを叩き上げたまりちゃん。なんとも清々しい表情でした♡
ぼくたちは川で遊ぶんだ~!っとたたき染めしている机の横では水遊びが大盛り上がり。溺れているカマキリを救出?したり、お気に入りの木の棒を片手にご満悦の子どもたち。みんな、興味の赴くままに遊びます。
出来上がったたたき染めのてるてる坊主はどの子もとってもかわいかったですよ♡
ピンクに黄色に緑、鮮やかなスカートを風になびかせて気持ちよさそう。
自然の中で仲間と過ごす時間は、体は疲れるけれど気持ちはリフレッシュできる時間です。みんなのピカピカの笑顔を見て、私も元気をもらった初夏の一日でした。
(文:かよ、写真:みつくろアルバム)