2020年度はじまりました
コロナウイルスの影響で、3~5月いっぱい活動をお休みしておりましたが、
緊急事態宣言の解除に合わせ、ようやく2020年度がスタートしました。
みつくろ、7年目に突入です!
2020年度は、災害復興工事の進むメインフィールドからのスタート。
第一回目の活動は、新入会希望親子の体験会。ひっさしぶりの森、満喫するぞ~!
1歳のころからこの森に通っているTくんは、もう5歳。今ではしっかり者のお兄ちゃんです。まだよちよち歩きの頃から通っていた森に、たのもしい足取りでかえってきたよ~!おかえりー!
森も、子どもたちの元気な声を聞いてなんだかうれしそう♪
子どもたちは、それぞれのお気に入りの場所で水遊びにいそしみます。
頭を水につけてひんやりしてみたり、アメンボを捕まえようとしたらミラクルでえびが捕まったり。それぞれの遊びが相乗効果を生んで、楽しい・・楽しい!
ちょっと合わないうちに、子どもたちはみんな成長したみたい。
森に来ていなかったうちに、すっかり季節は夏になっていたみたい!
水遊びに夢中な子どもたちは、びしょ濡れになってもへっちゃら!
夏日でとろけそうになるくらい暑い一日だったけど、足を水に浸すとひんやり気持ちいいね。
長い自粛生活で家にいる時間が増えて、こんなふうにみんなで遊べる当たり前の日常が、どれだけありがたいことだったか。思い知りました。
お昼に「森あそびの良いところ」と題してテーマトークをしましたが、
森の時間は「週に一度のリセット」とか「かけがえのない時間」とか、そんな風に言ってくれるお母さんもいて、改めて再開できて良かったなぁと感じます。
実は、不安に心を囚われて動けなくなっていた私でしたが、ももちゃんやアッキー、再開を待ち望むみんなの声に押されまたこの森に帰ってくることができました。
足りないところ、いつもみんなに補ってもらってるな~と感じずにいられません。。ありがとうございます。(誰かが言ってくれないと、きっとずっと家におっただろうな・・どうぶつの森から本当の森に帰ってこれました。感謝。)
みんなのおかげでAちゃんも入水…
はい、とっても迷惑そうですね(笑)
他にも言っていた人がいたけれど、「子どものために」っていうのも本当だけど、やっぱり「自分のために」森に来てるな~と再確認した一日でした。
新しい仲間も少しずつ入会してくれています。今まで通り、とはいかないけれど、今年度も子どもたちといっしょに、親子で育ちあっていけたらと思います!
今年のテーマは、ずばり「臨機応変」。先の見えない時代に合わせて、その中で柔軟に活動を組み立てていけるよう、脳みそも体も柔らかく!いろんな人の力を合わせて、想い出深い、楽しい一年にできたらいいですね。
どうぞよろしくお願いいたします♪
*追記*
入会希望の方が多くいらっしゃり、順次体験をご案内しておりますが、希望の方全員に体験してもらう機会を作ることができておりません。
こんなご時世だからこそ、森で子どもたちを遊ばせたい!・・そう思う親子さんも多いんじゃないかなと思います。野外での活動なので、安全面に配慮してたくさんの人に来てもらえない現状が心苦しいなぁと思います。(力がたまったら、また新しい取り組みを始動したいと思っています)
(文:かよ、写真:みつくろアルバム)
2月①節分
節分の次の日のみつクロ。
次の日だけど鬼が来たよー!
いつもの様に始まったお散歩。
しょーちゃんが何やら怪しげなものを出して来ました。
本物のイワシの頭!そして、ヒイラギの葉っぱ。
本格的な用意にビックリ…そしてみんな興味津々。
『みんな、なんでイワシを飾るか知っとる?』
『鬼はイワシの臭いが嫌いなんよ〜』
へ〜。
さっそく、鬼が怖いと涙目のAちゃん。
これで鬼が近づかんからと言われ、
イワシの頭が刺さったヒイラギをぎゅっと握りしめ、
お母さんにぴったりくっついていました。
しばらくすると、子どもたちが怪しい物を発見します!
なんと、鬼からの手紙!
血みどろの字で書いてある鬼からの手紙は大人もちょっぴり怖い本格派。
子どもが寝てから準備をしているお母さんの姿が浮かび、
尊敬と、とても温かい気持ちになりました。
そして、今日は工作も。
大量のチビ鬼ちゃんたち!
個性の溢れるチビ鬼ちゃんたちに目を細めるお母さんたちです。
一部の子どもたちは鬼退治用のドングリを拾いに。
しかし、思ったより集まらず、仕込みのドングリも用意。
お母さんたちも本気です。
お昼を過ぎて、
鬼のパンツの絵本でみんなで踊って歌っていた、その時!
背後から赤い鬼がやってきました!
ぎゃーと大泣きする子、必死にドングリを投げる子、固まる子。
まぁ大騒ぎ。
いつも、強い強いA君。
近寄ってくる鬼さんに、来ないでー!と泣き叫んでいました。
いつも、やられっぱなしの息子のIと一緒に
『A君の弱点見つけたねぇ』と言いながら帰りました。
毎週会っているのに初めて見る子どもたちの表情。
お友達や我が子の意外な一面。
新しい発見の連続です。
そして、私事ですが、いつも二人連れ(3歳1歳)で参加しています。
下の子Rがなかなか私から離れず、少し姿が見えないだけで、ギャン泣き。おんぶの時間も長い…上の子とは真逆。
そんなRを抱えて、上の子を見守るの、
正直、あぁ、しんどい…と思うこともあったんです。
でも!なぜか!今日!
Rが私から離れ、スタスタと歩き散策を始めたではありませんか!
まだまだ私が見える範囲ですが勝手に遊んでる!
私はとっても複雑な気持ち!
あぁ、やっと身軽になった清々しい!
でも、なんか寂しい!悲しい!
嬉しい…?!感動?!
そして、ふと考える。
なぜ今のタイミング?
子どもたちは
自分のタイミングで
自分の力で
自分のいい時期に
勝手に
あっという間にグングン離れていくなぁ。
そう思うと、お母さん!って求めてくっついてきてくれる時間は一生のうちで今だけ。
なかなか離れなくて心配することや、ちょっと大変な時もあるけれど。
やってみたい!してみたい!行ってみたい!
という時に手を離して背中を押せる様に。
しっかり見守れる様に。
今この瞬間を大事にしようと心に誓ったのでありました。
(文:マイマイ、写真:みつくろアルバム)
1月③冬の森
この日は雨の予報で降るかな?寒いかな…?という天候でしたが、なんとか天気がもち、少し寒かったけどいつものおさんぽができました。
我が子の6歳SOも秋からの参加でしたが、みつクロメンバーの最年長として、お兄さんらしく崖を上ったり遊びを提案したり弟を守ったりして(笑)、居場所ができて楽しんでる様子。
弟のSEも動きが活発になってきた1歳児のお友達を中心に周りの友達と関わることも増えてきて、自然や友達からたくさんのことを吸収している様子。
さて、今日のおさんぽもいつものように「やりたいことやりたくないこと」を見守るスタイル。
Kくんは昨日の雨水がたっぷり溜まったプランターの水を満面の笑みでバシャバシャ!
いろんな大きさの石を入れては、跳ね返る水しぶきを楽しんでいました。子どもは寒さなんて関係ない!
他にもいろんな大きさや形の石を転がしたり…
いつもの秘密基地ではしごに上ったり…
カマキリの卵をみつけて
「ふーってしたら赤ちゃん出てくるかな?」
「私もやりたいの!」
お兄さんらしい一面を見せるSO(笑)
この日のテーマトークは「最近のみつクロについて思うこと」でした。
みつクロでの成長はもちろん、家や園での成長、ちょっと困ってること、悩んでること、みつクロ母さんたちで共有しました。
今回みたいにちょっとなかなかママ友とは話さない内容も、自由に話せて全部受け入れてもらえる場所があるっていう安心感といったら…。
もちろん子どもありきでみつクロに参加してるんだけど、
「うんうん、そうよね〜。」
「片目つぶるぐらいでちょうどいいんじゃない?」
「うちの○○もこのとき大変だったんよー。」
「この前○○くん、こんなこと言ってくれたんよー。」
と私が「うん、これでオッケー。大丈夫!」って思える言葉をたくさんかけ合える仲間がいるので、もう正直自分が楽しんだりほっとしたりするために行ってると言っても過言ではない(笑)。
特に言葉は交わさなくても、そこにみんなが集まって、子どもたちが遊んだりけんかしたり笑ったりして、それを見守ってるだけでいつも心地よい疲れで車に乗って帰路につきます。
お兄ちゃんのSOがいつも帰りの車の中で
「お母ちゃん、今日も楽しかったね!」
と言います。もうその言葉だけで「今日も行ってよかったな。」と思います。
「みんな、今日もありがとう!また元気に会おうね!」
(文:ももちゃん、写真:みつクロアルバム)