おさんぽサークル みつばのクローバー

2023年度の新メンバー募集中!希望の方は、お問い合わせください。広島県安芸郡府中町・未就園児親子対象。森のようちえんスタイルの子育てサークル「おさんぽサークル みつばのクローバー」の活動記録です。

ザリガニに思う②

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ザリガニを駆除しないと…!
謎の使命感に掻き立てられ、ザリガニ釣りに通った我々(詳しくはザリガニに思う①を読んでみてください)。
しかし、いざ駆除となるとその方法に悩んでしまいます。

みつクロの活動で、焚き火料理をする予定があったので、同じく駆除の方法に頭をなやませたお母さんが「みんなでザリガニ食べてみよう!」と提案してくれました。

赤信号、みんなで渡れば怖くない(いや渡っちゃだめだけど)、ならぬ
アメリカザリガニ、みんなで食べれば怖くない。

そういや、ザリガニを駆除するときに相談したK先生も
「おいしく食べてしまえばいいんですよ!食べるのは駆除じゃありませんからね!」
と、高らかに笑っていました…

提案してくれたお母さんが、ザリガニを釣ったあと
2週間泥抜きするために、毎日水を変えてくれました。
情がうつらないよう、無心でお世話をしてくれたそうです。

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(苦手な人もいるだろうから、写真はぼやかせてお送りいたします)

ちょっと心がザワザワしながらも、いざ調理スタート。
臭みを消して、おいしく食べるために茹でてから焼いていくそうです。

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茹でています。隣にはこの日のお昼ごはんの重ね煮が。

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焼いています。もう見た目はエビですね。隣にはデザートの焼きリンゴが。

ここで我らがシェフYUZIが、ザリガニに魔法をかけます。
丁寧に殻をむいて、身を取り出して、味つけは塩と夏ミカンの皮。

 

どうぞ。「ザリガニのグリル、柑橘の香りを添えて」です。(言ってないけど)

YUZIの魔法にかかったザリガニは、もはやザリガニには見えず、エビのむき身…
いける、いけそうだ。

こえりちゃんと一緒にザリガニで乾杯して、いっせーので食べました。

もぐもぐ。

絶妙な塩加減と夏ミカンの皮の爽やかさ、
エビのような旨みたっぷりの味わい。

 

わーー何これ!おいしすぎやーーーー!

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みんなで寄ってたかっておいしいおいしい言って食べました。

わたしのザリガニを駆除することへの罪悪感は、ザリガニをおいしく食べたことで払拭され、暗い想い出から、明るい想い出へと変化したのでした。
こえりちゃん、YUZIさん、ふたりの連係プレー、すごすぎでした…!本当にありがとう!素敵夫婦やで…!

おいしいものを作れるって、すごいなーー。神だなーー。
ありがたいなーーーーー。

YUZI神いわく。
「食べるものは捨てるところがない」
「こうやって、釣るところから食べるところまでするのは、本当に良い経験だと思う」

と、ザリガニの殻も丁寧に焼いてくれました。

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またこの殻がおいしくて!
あぁここにお酒があったら、ちびちびやるのにちょうどいい!
そんな味。子どももぽりぽり食べました。

焚き火の前に座り込んで、ザリガニの殻でカルシウム補給。
日々のイライラが、ザリガニのカルシウムで昇華してくれたらいいな。

 

生きることは食べること。
食べることは楽しいし、おいしければ元気がでる。

ザリガニから多くのことを学ばせてもらったわたしでした。

ザリガニに思う。完。

(文:かよ、写真:みつクロアルバム)

11月②森の時間は

森の時間は

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親子でぎゅってする時間

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その子の足並みにそっと寄り添う時間

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季節のうつろいを肌で感じる時間

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大人も、子どもに戻って楽しむ時間

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自然の不思議と面白さを知る時間

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ありのままの姿を、そのままに受け留めてくれる時間

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子どもの育ちを認め合い、大人もいっしょに育つ時間

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やさしくて、愛に溢れた時間

 

(文:かよ、写真:みつくろアルバム)

11月①焚き火パーティ

祝日を挟んで、2週間ぶりのおさんぽ。
秋が深まり、そろそろ焚き火の楽しめる季節になってきました。

みつくろの活動は、私(代表)が野外料理や季節の行事など大筋の日程を決めてあとはその日の当番(リーダー)のお母さんに企画をお願いしています。

リーダーを頼まれたお母さんたちはと言うと、きっと内心ドキドキしたりしているのだろうけど、みんなのために!と快く引き受けてくれるのです。

いろんなお母さんたちの持ち味が光って、一人で企画する何倍も楽しい活動になるんです。みんなの力が寄ってたかって、場が充実していっているのを感じます。ありがたいなぁ♡

さて、この日は私が小学校の体育参観日だったため欠席。だけど予定通り、焚き火で焼き芋をしてもらいました。
よりによってこの日は初リーダーのお母さんだったから、ちょっとプレッシャーだったかな?でも、みつくろに通うお母さんたち、2年以上通ってくれているお母さんも多く、安心して任せられました。心強いサポートスタッフのお母さんも駆けつけてくれてたしね。

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森で、燃えそうなものたちを集めて

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できる子は、マッチにもチャレンジ!

料理するには、火が必要!
火は、家ではコンロのボタン一つでつくけれど、本当は扱いの難しいもの。ちょっと危なそうに思えるけれど、危ないことも含め、小さいころから火の性質を知ることは生きるセンスを育てる上でも大切なんじゃないかと、私は思っています。

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焚き火は楽しいし、癒しなのである。ゆらゆら、綺麗ですね。

火の回りには、たくさんのお芋たちがスタンバイ。美味しくなぁれ。

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大人も焚き火が大好き。
焚き火をかこんでおいしいものを食べると、自然と心が開いてきます。

おいしさと楽しさを共有できる、仲間のいるありがたさよ。

お芋のほかにも…さ、さんまが焼かれている…!

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さらにさらに、我らがシェフからは差し入れの鹿肉が…

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この日欠席だったのですが、いろんな人から「鹿肉が美味しかった」件うかがいました。チキショー!(古)

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ほくほく焼き芋♡美味しそう!

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たこさんウインナー!

みんな、おいしく楽しい一日だったかな?

私は参加できなかったけど、みんなの美味しそうな写真を見て、よだれが止まりませんでした(笑)

寒くなってきたので、これから焚き火をめいっぱい楽しもうね!!!

(文:かよ、写真:みつクロアルバム)