3月の活動①おさんぽ体験会
来年度の会員募集の体験会を開催しました。
いつもと違うメンバーに、ドキドキの朝の会。
Aくんは、じゃぶじゃぶと水に入り、何度も何度も、顔を水に浸けていました。
寒波の到来で、予備日に日程変更しての開催となりました(^^)
天気予報はくもりだったけれど、朝から雨が降って、雨具の準備のためにと、急きょ時間を30分遅らせてのスタート。
体験のみなさんには、簡単な自己紹介をしてもらい、
見守りで大切にしたいことをお話しさせていただきました。
○ダメ、危ないなど、先回りして声をかけたり、子どもの行動を制御する声がけをしない。
○子どものスピードや、考えていることを大切に、待って、見守ってみよう。
○子どもの力量以上の手助けをしない。
○ケンカや衝突も、子どもの成長に必要なことと捉え、暖かい目で見守ってみよう。
さぁ、どんなおさんぽになるかな?
朝降っていた雨はやみ、すこし湿った空気の中、おさんぽスタート!
みつくろっこが大好きな砂地の浅い川のところ。
SYちゃんが川に入ると…
他の子どもたちも入っていきます。
春の陽気がしてきて、すこし寒さがやわらいだ…
とはいえ、川の水は冷たい。
みつくろの活動に初めて来られた方は、驚いたかもしれません。
大人は先を見越して物事を考えることができるし、我が子を想う親心としては、
風邪をひいたらいけないから、入らないで!
川の水は冷たいよ!
っと思うのが当たり前だと思いますが。
「今このとき」を生きている子どもは、先のことなど考えてはいません。
大好きなお水がキラキラと流れていたら、この手で触ってその触感を確かめてみたい!
水が冷たいかどうかなんて考えもしない。触ってみてはじめて、水が冷たいことに気がつくのです。
もしかしたら、自分が入っている川の水が冷たいことに、だいぶ水遊びしたあとに気がつく子もいるかもしれません。
そんなことの繰り返しで、水というものの性質を知ったり、冬の川の水が冷たいことを身をもって知っていくのだと思います。
私たち親も、小さいころはそんな子どもだったのを覚えていませんか?
子どもは、自分で体験したことから、学んでいくのだと思います。
そんな訳で、みつくろのお母さんたちは、活動に着替えをたくさん持ってきています。
着替えがあれば、あとで困りません。
大人は先を見越して考えることができるので、あとで困る状況を、心に余裕をもって見守ることは難しいですよね。
そのためにも、着替えをたくさん持ってきておくと、安心なんです。
(補足.体調に不安のあるときなどは、親の判断で止める場合もありますし、冬は歩くことや森遊びを大切にしたいので、山の中を通るルートで水場を避けたりもします。)
お水がどんな味がするのか、たしかめていたのかなぁ?
お手てが真っ赤になっても、生き生きと楽しそうに、水と遊んでいましたよ。
お昼は、キャンプ場でまあるくシートを敷いて、お弁当を食べながら、サークルメンバーの体験談と、参加者さんの感想を話してもらいました。
サークルメンバーが、こんなことを話してくれました。
上の子の子育てで森のようちえんに出会ったとき、「ダメ、危ない、早く」を言わずに子どもと接することが難しいことに気づかされた。子どもを制限することなく、のびのびと森で育てたら、自分も子どもも楽しく、子育てが楽になった。と。
子どもは生まれながらにして、自ら育つ力をもっているそうです。
私たち親は、その力を信じて、待って、見守って、
毎週の森での親子時間を通して、親も子どもと一緒に育っていきたい。
みつくろがそんな場になりますように♡と、願っています。
お昼を食べ終わった子どもたち、楽しい遊びを見つけ、遊びだします。
森には遊びがたくさん!
キャンプ場わきの川でも、水遊びが盛り上がっていました♡
おすぎの手遊びと絵本のあと、
お雛祭りのひなあられをプレゼント♡
この日リーダーだったおすぎが考えてくれたサプライズでした♡
帰るころには、もうすっかり緊張の解けたみつくろっ子たち。
いつもの岩登りもして、たくさん遊びながら帰りました(^^)
⇧微笑ましすぎ♡
おまけ。
川で洗濯をするおすぎと、子どもたちの胸キュンショットを隠し撮りするまきちゃん(笑)
(文 かよ、写真 みつくろアルバム)