救急講習2017
今年度も9月に救急講習会を開催しました。
今年は平日開催で、毎年救急講習をお願いしている脇谷先生ではなく、脇谷先生の奥様に講習をお願いしました❤
怪我の対処方法や、身の回りにあるものでの応急処置法、AEDの取り扱いなどについて教えていただきました。
脇谷先生の話に、近年転倒したときに手が出ず、歯や顔面を怪我する子どもが増えているというお話がありました。
時代の変化と共に子どもを取り巻く環境が変化してきて、身体能力が未熟な子どもが多いようです。
森のおさんぽは、凸凹した道や、登れる岩場、様々な自然環境が子どもの健やかでたくましい成長を促します。
怪我や事故のリスクが潜んでいる森のおさんぽを、大人が安全意識を高く持つことで、いざというときに備えていきましょう!
**以下覚書**
・安全教育に必要なことは、親が手本を示すこと。繰り返し話して伝えること。
・子どもの特徴を知ることが事故やケガの予防になる。
【子どもの特徴】
①頭が大きい(こけやすい)
②視力が大人ほど見えていない(0.2~0.6程度)
③視野が大人より狭い
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余談ですが、お母さんたちが救急講習をしている間、子どもたちは別室で託児スタッフに見てもらいました。
中には、お母さんと離れて託児されるのが初めてで涙が出る子も。お母さんも後ろ髪ひかれる思いで預けてくれました。
最後に託児中の様子をスタッフさんから聞くと、「最初は泣いていた子がおやつの時間から切り替えて、お友達と遊びましたよ」、「泣きながらもおもちゃでしっかり遊んでいましたよ」と教えてくれました。
「子どもは案外たくましいので、お母さんが思い切って預けてくれたら、切り替えて遊べますよ」とも言われていました。
最後まで泣いていたHTくんは、託児中おやつを食べなかったようで、お母さんのお迎えで安心してもりもりお弁当を食べていました。やっぱりお母さんが一番だね❤
子どもたちも、お母さんと離れるという新しい体験を経て、すこし成長した救急講習でした。
(文と写真:かよ)