おさんぽサークル みつばのクローバー

2023年度の新メンバー募集中!希望の方は、お問い合わせください。広島県安芸郡府中町・未就園児親子対象。森のようちえんスタイルの子育てサークル「おさんぽサークル みつばのクローバー」の活動記録です。

9/28 めぶきおさんぽ会

秋の深まった森で、9月のめぶきおさんぽ会を開催しました。

1日の寒暖差が大きくなってきたので、体調不良でお会いできなかった人もいましたが、元気に遊びに来てくれた4組の親子と、みつくろメンバー3組の少人数で秋のおさんぽを楽しみました。

 

朝の会で、いつも通りの見守りのスタンスを説明をしました。

「危ない・ダメ・早くといった禁止用語を控えて、子どもの感じていること・考えていることを大切におさんぽしてくださいね」

これをお伝えしながらも、ハッと原点に立ち戻る私です。日々、忙しく毎日を送っていると、子どものペースに寄り添うことがなかなかできないのですが、森に来ると我が子のペースでゆっくりと過ごすことができます。

みんなで魔法のきのこ「ツチグリ」の魔法の煙を見て、秋の宝物をたくさん探しに出発です!海苔のケースで作った海苔ボックスに、たくさん秋の宝物をつめちゃおう!

 

我が子MKは、たくさんの虫に興味津々。クモやカニ、赤ちゃんコオロギを見つけては大喜びします。よくそんな小さな虫を見つけるな~と感心するほど。海苔ボックスにカニと赤ちゃんコオロギを入れてご満悦。

Fくんは、石をたくさん拾っていました。石をたくさん拾っては海苔ボックスに入れて、ガランガラン言わせながら歩きます。お母さんが「石なんか要らないよ」とは言わず、Fくんの想いを汲んでいたのが素敵でした。

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みんなそれぞれに好きなものを拾って、のんびりと秋のおさんぽを楽しみました。

お昼のテーマトークで、「自然の中でリフレッシュできた!」「いつも抱っこが多いのに今日は歩きました!」「今の時期が気候が良くて一番気持ち良い!」と様々な感想をいただきました♪

 

自然の中で子どもたちを自由に遊ばせると、お互いに関わりあって自分たちの力で育っていきます。子どもには、言ってきかせることも大切ですが、それよりも自ら体験したことから学ぶことのほうが経験として吸収されるように思います。大人も、自然の中で可愛い我が子の様子をあれこれ言わずに見守ると、リフレッシュできるのが森のおさんぽの魅力です。実は、森のおさんぽはハードルが高いようで、とってもお得な子育て方法かもしれません。

 

今回のおさんぽでもMKは、Fくんと度々衝突していました。MKは、まだお友達とうまくかかわることができません。でも、MKとFくんはお互いの存在が気になるようで、喧嘩しながらもつかずはなれずの距離でいるのです。

「喧嘩はお友達との関わり方を学ぶ大切なチャンス。少し我慢して見守りましょう。」と言いつつも、MKの様子にハラハラして母はやるせない気持ちになります。優しくあってほしい、友達と仲良くしてほしいと思います。

でも、今は彼なりに人の気持ちや相手との関わり方を学んでいるところ。母として、我が子によりよく育ってほしいという気持ちから、ついつい我が子の足りないところに目が行きがちですが、良いところもしっかりと認めてあげたい。今は成長途中で未完成の我が子の、ありのままの姿を受けとめてあげれる母になりたいものです。

 

そして、失敗やつまずくことを先回りして阻止するのではなく、転んだときに自分で立ち上がれるように、必要以上の手助けをしないようにしたい。

先回りして失敗をさせない子育てよりも、失敗を経験させて簡単に折れてしまわない強い心を育てたい。

そんな風に思います。(今までの子育ての反省も含めて('_'))

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みつくろのめぶきおさんぽ会は、9,10,11月と開催予定でしたが、主催者の都合により10月は開催しないことにしました。

次回は11月の予定です。今年度最後のおさんぽ会になると思います。冬に差し掛かろうとしている秋の森も、なかなかいいもんです。またお会いできるのを楽しみにしています。

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(文と写真 かよ)