2月①寒波到来
今日は寒さの厳しい森。小雪のちらつく森で遊びました。
あまりに寒いので、いつものおさんぽルートではなく、管理棟を拠点にした冬バージョンのショートコースです◎
いつもの森が、白く澄んだ空気に包まれて静まり返っています。
しんしんと降ってくる雪が、ほおに当たり冷たいね。
寒くて、家でぬくぬくしていたいけれど、いつもの仲間と森に来てみれば、森は冬ならではの表情を見せてくれます。
いつもはゆるやかに流れている川面が、スケートリンクのように凍っていました。
Rくんが石を投げ入れると、白くなった氷に穴があき、濁った川の色にまあるく変化します。
その氷の割れる様が面白くて、子どもも大人も川に石を投げ入れます。
小さい石だと氷は割れなくて、大きい石だとバリンと割れる水面の氷。
木の棒で氷を叩くと割れていくけれど、木を投げ入れても割れないね。
好奇心をキラキラと輝かせて、氷の張った水面とたわむれる子どもたちの姿に、寒さも吹き飛びます。
あらゆる自然現象の不思議を、体感してゆっくりと向き合える時間が贅沢。きっと私たち親も、こうやって子どもの頃を過ごし、今では当たり前に知っている、世の中の成り立ちを身につけていったんだろうなぁ。
寒い冬があるからこそ、新緑の春が喜ばしいというものです。
とはいえ!
寒さに弱い小さな子どもたち。管理棟でお昼ごはんを食べて、暖を取りました。
恒例のテーマトークは、子どものことは少し忘れて「こんな仕事やってみたい」でした。今日リーダーの予定だったみっちーが考えてくれたテーマトーク、お母さんたちの心にのこるテーマトークになったんじゃないかなぁ?
若かりし頃に夢に抱いていた職業や、今なんの制限もなかったらやってみたい仕事など、お母さんたちの想いを聞けて面白かったです。
大人になると現実的で理論的に考えがちだけど、未来への夢や希望・可能性のある子どもはキラキラと輝いて見えます。
こうでなくてはならない、こうあるべきだ、という大人の物差しは、子どもの成長に必要なことでもあるけれど、多様性や可能性を押さえることにもなるのかなぁと、そんなことに想いを馳せた今日でした。
文:かよ、写真:みつくろアルバム