きょうだい心理学お話会
サークル内で年に1回開催している、子育てお話会。
今年は、講師にハート&アートの森田先生をお招きして「きょうだい心理学」のお話会を開催しました。
きょうだい順位による性質やクセを学び、その子らしさをのばすための良い言葉がけや、言ってはいけないNGワードなど、子育て中のお母さんには興味深い内容の講座となりました。
子どものきょうだい順位による性質はもちろんですが、お母さん自身の生まれ順位による、自身のクセや特徴について、掘り下げる時間になったのではないでしょうか。
ものごとを見る時、自分の価値観に頼ると、つい一方向から見てしまいがちだと思います。
でもそもそも、自分の価値観って、みんなの価値観とイコールなのでしょうか。
答えはきっと、”NO”ですよね。
その人の価値観はその人のものであって、他の人から見れば違うものに見えていることってよくあると思います。コインの裏と表のように、ひとつの事柄にはいい側面と悪い側面と、併せ持っているのです。
あるひとつの事柄について■だという人がいれば、▲だという人もいる。●という人もいるかもしれません。きっと、どれもその人にとっての正解なんだと思います。
きょうだい心理学でいう、長子・中間子・末子・一人っ子の持つ性質は、みんな違うけれど、みんな正解なんだと思います。いいとか悪いとかではなく、きょうだいの生まれた順番で自然と身に付いた、生きるための力というか。
生まれた順位でその人の性格が違うのは、場に順応するための自然節理のようなもので、様々な人の持つ性質で、家族や社会の調和をもたらすためのものなのかなぁと感じます。
だからきっと”みんなちがってみんないい”という、金子みすゞさんの詩にもあるように、きょうだいそれぞれ性格が違うからこそ、バランスがとれるんだな。と、そんなことを再確認できたお話会でした。
立ち止まって、自分を振り返る時間は大切です。我を振り返る、とても良い時間になりました♡
森田先生、ありがとうございました♡
文:かよ、写真:堀ちゃん