【番外編】椿オイルのしぼり方
9月、メインフィールドのおさんぽでたくさんの椿の種を拾いました。
「椿の種を集めて椿オイルをしぼろう!」と言うと、子どもも大人も一生懸命にあつめてくれました♪
椿オイルをしぼるには、圧搾機が必要です。
そこで、広島里山工房付属森のようちえん&小学部の園長・こうさんにゴリゴリとしぼっていただきました!
みんなで拾った椿の種。重さをはかり忘れたのですがこんなにありました!
さあ、しぼるとどのくらいの椿オイルがとれるのでしょうか。
これが圧搾機です。木の棒で押している部分に椿の種を殻ごと投入していきます。
ゴリゴリ…
圧搾した椿の種は、アルコールランプで熱しながらカスと油とに分離します。
カスはとってもたくさん出てくるのに、しぼれるオイルの少ないこと!!!
手前に置いているガラス瓶の中に、しぼられた椿オイルが一滴ずつ落ちていきます。
とても根気のいる作業です。最初は興味津々にしぼるのを手伝ってくれていた子どもたちでしたが、だんだん飽きてきて違う遊びを始めました(笑)
そのあとは園長のこうさんがひたすらゴリゴリ…1時間以上かけて丁寧にしぼってくれました。こうさん、ありがとうございます!
しぼられた椿オイルは、不純物を取り除くため、コーヒーフィルターで濾します。
24時間×2回濾すと、透明度の高い椿オイルが完成です!!
出来上がり量は、椿の種の1/10程度でしょうか。いやそれ以下かも?
油をしぼるのって、手間のかかる作業なんですね~
髪につけたり美容のイメージがある椿オイルですが、食用にもできるんです。
10月の活動では、しぼりたての椿オイルを焚き火パンとハーブソルトにつけていただきました♪
自然の恵み、おいしく楽しくいただきました!
圧搾機があれば、椿だけでなくえごまやオリーブなどのオイルが絞れるみたいです。
欲しいなぁ・・でも3万円くらいするのでなかなか手がでません(笑)
(文:かよ、写真:かよ・ゆかちゃん)