おさんぽサークル みつばのクローバー

2023年度の新メンバー募集中!希望の方は、お問い合わせください。広島県安芸郡府中町・未就園児親子対象。森のようちえんスタイルの子育てサークル「おさんぽサークル みつばのクローバー」の活動記録です。

10月①塩糀と重ね煮

10月最初のおさんぽは、山荘での野外料理!
10月に入ってちょっとは涼しくなるかな~と思っていたら…とっても暑~い一日でした。

f:id:mitsukuro3:20191128103416j:plain

山荘までの道のりは、木陰の気持ち良い一本道。この一本道、子どもは走りたくなるみたい^^
川で遊んだり、焚き木を拾ったりしながらそれぞれの足並みで山荘まで到着!

f:id:mitsukuro3:20191128103632j:plain

山荘に着くと、早く着いた子どもたちでマッチで火つけをします。野外料理は、子どもが火に親しむのも狙いのひとつ。まだ小さいから、危ないからと遠ざけるのではなく、森で拾った木に火を着けて料理を作る体験を通して、自然と食と命のつながりをうっすら感じてもらえたらと思うのです。火はあったかくてありがたいけど、扱い方によっては熱くて危険なことも、火と親しむ体験から学ぶことができるのではないでしょうか。

f:id:mitsukuro3:20191128104319j:plain

この日は、家庭でも発酵料理を楽しんでいるというももちゃん提案の、塩糀(こうじ)を使った簡単な煮込み料理”重ね煮”と、羽釜の芋ごはんを作りました。

塩糀の重ね煮は、お鍋から野菜が飛び出るほどの大容量!重ね煮の野菜を入れる順番は、鍋の底から①きのこ・海藻、②葉菜・果菜、③芋類、④根菜の順…なのですが、途中から野菜の仕分けがめんどくさくなって、順番めちゃくちゃに鍋に投入!
そこに、切昆布と塩糀も入れて火にかけるだけ。なんとも簡単です!

塩糀を入れることで、野菜のうま味や甘味を簡単に引き出せるのだそう。あと、腸の働きを整えてくれるから腸が元気になるのだとか。

f:id:mitsukuro3:20191128105519j:plain

完成した重ね煮は、野菜のうま味と甘味たっぷりの絶品!体にやさしい味わいがたまりません♡

塩糀は簡単に家庭でも作れるそうで、ももちゃんがメンバーみんなに塩糀の作り方をレクチャーしてくれました。手作りする(高温加熱処理しない)と、糀の中の酵素を生きたままキープできて良いのだそう。それぞれ作って持って帰った塩糀、どんな味に仕上がったかな??
我が家は、あっという間に使い切ってしまったので、糀を購入して何度もリピしています^^料理に入れると味が良くなるから、和食だけじゃなくて洋食にも使ってます!

お腹がいっぱいになった子どもたちは広場で森あそび。秋は水辺近くにカマキリがたくさんいます。怒って威嚇するカマキリにおっかなびっくり、興味津々な子どもたち。

f:id:mitsukuro3:20191128110607j:plain

小さな命と触れ合えるのも、森あそびの魅力ですね♡私は個人的に、カマキリとハリガネムシの話が大好き(余談ですが今年もリンク貼っとく♡)

**覚書**

f:id:mitsukuro3:20191128110917j:plain

*塩糀の作り方

糀:100g
塩:30g
水:100cc~

①塩きり(できれば手):塩と糀を混ぜる
②水を入れ、混ぜる
③常温で少し蓋をずらして1日1回混ぜる(木のスプーンがベター)
10~14日程度で完成!→冷蔵庫に入れて料理に使う

*醤油糀の作り方

糀:100g
醤油:100cc

①糀と醤油を混ぜる
②常温で少し蓋をずらして1日1回混ぜる

(文:かよ、写真:みつクロアルバム)