2018年度お別れ会
2018年度のみつクロのお別れ会、今年も森のおさんぽの最終日前に開催しました。
1年間を共に過ごした「お母さんの修了証」作りと、1年間の子どもの成長をムービーで見て、持ち寄りの手巻き寿司パーティーをしました。
一年間ありがとう!お母さんの修了証作り
お母さんの修了証には、その人の良いところを書いた「勇気づけワード」を一人ずつのお母さんに書いてもらいました。
昨年から作っているお母さんの修了証は、みつクロで3年間開催している、アドラー心理学講座ELMの考えに基づいています。良いところに注目すると、相手の良いところは拡大していき、悪いところに注目すると、悪いところが増えていくそう。そもそも、人は良い(建設的な)ところがほとんどで、少しの悪い(建設的でない)ところに注目してしまうという性質を持っているそうです。
どこに注目するかを決めているのも自分。なら、悪いところに注目するのでなく、良いところに注目して行けたらいいなと。それは子育てだけでなく、人間関係でも同じことが言えるでしょう。
メンバーからの愛情たっぷりのメッセージが綴られた一枚の紙が、お母さんたちの心を勇気づけるお母さんの修了証になってくれていたら嬉しいです。
想いがあふれるシェアタイム
そして、最後にみんなの1年間を振り返っての想いを、一人ずつ話してもらいました。
みつクロの活動では、お母さんたちの子育てへの想いを分かち合う時間を大切にしています。お母さんがリアルな気持ちを口にだすこと、その想いに寄り添ったり共感したりして、お互いに育ち合う中で、みつクロが大切にしている”親育ち”が叶うと信じているから。
1年間、森で子育ての楽しみも悩みも共有してきた仲間だから、良いことだけでなく、辛かったことも言える。いろんな感情を吐き出して、心の整理をしたり、親としての自分を育てたりするのだと思います。
そして、そのことはその人の良いところだけでなく、苦手だったり足りないところも受け留めて、ありのままのその人らしさをお互いに尊重する作業でもあります。
完璧な人はいない。完璧なお母さんも、完璧な子どももいません。
それが当たり前の姿。
だから、子育ては人生はおもしろいんだと、欠陥だらけの私は思います。
そして、そんな想いを分かち合ってくれた素敵なお母さんたちには、尊敬と感謝の念を抱かずにはいられません。
みなさんとの出会いに、心から感謝いたします。1年間、ありがとうございました!
お母さんたちからみつクロに、心のこもった贈り物を頂きました。いろんな用途に使える、焚き火用の足付きドラム缶です!
これで、地面を焦がすことなく、さまざまな冬の焚き火料理が楽しめます。感謝!
(文:かよ、写真:みつくろアルバム)