おさんぽサークル みつばのクローバー

2023年度の新メンバー募集中!希望の方は、お問い合わせください。広島県安芸郡府中町・未就園児親子対象。森のようちえんスタイルの子育てサークル「おさんぽサークル みつばのクローバー」の活動記録です。

2月④ 焚火&お誕生日会

先週の寒さは一体何だったの?というほどの晴天。

上着を着こんできたけれど、お日様に照らされると暑いくらい!!子どもたちは、服を1枚、2枚、3枚と脱ぎ捨てます!そして、おそるおそる川の水に触れてみる。手をつけて・・・足をつけて・・・。

 

春がやってきました。川遊びの復活です。

ピシャン、ピシャンと、ひんやり冷たい水の感覚を全身で楽しむ子どもたち。いかにも寒そうな格好をしていても、大らかに見守る大人たち。

1年の活動も終わりに近づくと、小さかった子どもたちもたくましくなり、崖登りもサマになってきました。ポカポカ陽気だったためか、子どもたちの動きがいつもより活発です!

そしてニコニコ笑顔も、いつもより多くて穏やかです。

お誕生日会なので、木のケーキを作ります。ツルをクリームのように巻いて、みんなが森で集めてきた木の実や、ツバキの花を添えます。
鮮やかな色のケーキになってくると、季節の変化を感じます。

子どもたちが何度も触りながらデザインを変えて作ったケーキです。

子どもたちは小さい実をつまむのが好きなので、帰りの会のあと、お誕生日写真を撮るころには、赤い実や花はどこかへ行ってしまっています・・・。

焚火もやりました!

かよちゃんが持ってきてくれた、手作りのバナナワッフルと、リンゴを串にさして焼きました。子どもたちが、われ先にと集まってきます。

焼くのを待ちきれず、そのまま食べていました(笑)

焚火でお菓子を焼くというのも、面白いですね!

 

そして、みつくろメンバー内で秘密に進められていたサプライズプレゼント!!

代表と次期代表のお二人に、感謝の気持ちを込めて、一人一人お花と写真メダルを手渡しました!

実はみんな、いつもより何となく大きめなカバンに、お花を忍び込ませていたんです( ;∀;) ←子どもに引っ張り出されなかったの奇跡!!

 

一人一人がそれぞれ気持ちを込めて選んだお花が合わさって、大きな花束となりました!

そして、子どもの顔写真と、お二人への愛のメッセージを書いた「お花の形のメダル」をプレゼントしました。涙・涙のサプライズとなりました!!

かよちゃんが、みつくろを通して「子どもたちの遊びも、関わりも、安心して一緒に見守れる、同じ価値観を持った友達がたくさんできたことが本当に良かった」

と言ってくれました。

 

いつもの生活では、いろいろな価値観の人がいるので、周りを気にしてつい子どもに怒ってしまいがち。「〇〇ちゃんのおもちゃ取ったらいけないよ~」「ケンカしないの~」「順番守ってね~」なんて、当たり前のように言ってしまいます。

うわべだけで言っている言葉ってあるよね。でも、子どもの本当の気持ちをしっかり見れているかな?

 

みつくろでは、遊びもトラブルもケンカも、大人が口を出さずに見守ることがお約束。子どもの世界を尊重して過ごす。それができるのは、みつくろメンバーが、価値観を共有できているからだと思いました。

「口を出さずに見守る」ことは、お互いに約束事として決めていないと、なかなか出来ませんよね!

親同士、「これくらいなら見守ってみようか~」と、相談しながら子どもたちの様子を見守ることができます。

 

そんな風にして、一緒に遊び、助け合い、学びあった仲間が、どんどん増えていく!こんなに素晴らしいことってあるんですね!

 

いつか、みつくろを卒業しても、ずっとこの森と仲間は心のふるさと。いつでも戻ってこられる場所があるって、幸せだなぁ~!!

 

さて、来週はいよいよ、今年度のみつくろ最終日!!また、泣けるやつだ!!

 

文:みち

写真:みつくろのみんな