おさんぽサークル みつばのクローバー

2023年度の新メンバー募集中!希望の方は、お問い合わせください。広島県安芸郡府中町・未就園児親子対象。森のようちえんスタイルの子育てサークル「おさんぽサークル みつばのクローバー」の活動記録です。

1月③あたたかな冬の一日

「今日はHIちゃん森に行かないよ。」
朝の会の後我が子が言いました。
「・・・あ、そう。(まあいいか、前回は探検できたし。)」

と周りを見ると、あれ、今日は出発してない子多いな。
あれあれ、みんなどんどん帰ってくる!

というわけで、この日はなぜかみんな揃ってスタート地点に戻ります。
これもよし。
やりたい気持ち、やりたくない気持ちも大切に考えるみつくろの魅力の一つです。

焚き火料理でお別れパーティ

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今回の活動でお別れになるRくんとかよこちゃん。
下の子の出産を終え、久しぶりにやってきてくれたHTくんとゆかちゃん。

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火起こしをして焚火を囲み、ダッチオーブンでお芋を焼いて、のんびり過ごす日となりました。

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お母さんの手から地面に放たれ、ハイハイで探検に出るHWくん。
そのHWくんを同じくハイハイで追いかけ、寄り添い、笑顔で振り向くRくん。
とってもRくんらしく微笑ましい様子に、見守るお母さんたちもニコニコです。

仲良く争いごっこをするAくんとTOくんの姿も印象的でした。
相手が痛くない間合いを上手にとり、笑い合います。
うまくなったなー。

マッチのプロになったHRくん、それを笑顔で見守るマッチが苦手な母みずほちゃん。
斜面に集まり何となくルールを作り、順番にジャンプする子どもたち。
けんかの説得と仲裁を試みるHNちゃん。
一枚のシートに座り、おいしいね、おいしいね、と言いあいながらお芋を食べるRくんとHI。

子どものやり取りを見守る

そんなほのぼの、のんびりの中にもポツポツ事件はありました。

TOくんが泣き出してしまいました。
Aくんが複雑な表情でうしろ姿を見ています。
どんな流れだったかはわかりませんが、
しばらく経った二人がお芋で乾杯するのを見ることができました。
お母さんたちの「ごめんね。」「うんいいよ。」の誘導はありません。
どちらかが悪いわけではない、お互い様。子供はこのことをよくわかっているように感じます。

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下の子が生まれて久しぶりにみつくろに来たHTくん。
はじめは少し戸惑っているようにも見えましたが、
楽しそうなものを見つけて遊び出すと、ここでもけんかが始まりました。

この日のリーダーあっきーがやり取りを見守りながらもフォローします。
それは子どもたちだけでなく、お母さんに対しても。
そんなあっきーの姿から私たちは学び、安心をもらいます。

どうしても我が子が泣いていると早く泣き止ませたくなりますが、みつくろでは大丈夫。
山の中だし、大きな声で泣いても大丈夫。
けんかを経験し、自分の気持ちと折り合いをつける、
「まさに今成長しているなぁ、うらやましい。」とさえ思います。
渦中に我が子がいると、こうも冷静に見ていられないのですが。

3歳のお誕生日会

今日はHTくんの3歳の誕生日会でした。
ずっと欲しがっていた絵本のプレゼント、「もらえてよかったね。」と優しいゆかちゃんの一言。
なつめちゃんお手製のサプライズケーキも登場し、一瞬でみんなのお腹の中に消えていきました。

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今日も楽しかった。

(文:あきなちゃん、写真:みつくろアルバム)