1月③あたたかな冬の一日
「今日はHIちゃん森に行かないよ。」
朝の会の後我が子が言いました。
「・・・あ、そう。(まあいいか、前回は探検できたし。)」
と周りを見ると、あれ、今日は出発してない子多いな。
あれあれ、みんなどんどん帰ってくる!
というわけで、この日はなぜかみんな揃ってスタート地点に戻ります。
これもよし。
やりたい気持ち、やりたくない気持ちも大切に考えるみつくろの魅力の一つです。
焚き火料理でお別れパーティ
今回の活動でお別れになるRくんとかよこちゃん。
下の子の出産を終え、久しぶりにやってきてくれたHTくんとゆかちゃん。
火起こしをして焚火を囲み、ダッチオーブンでお芋を焼いて、のんびり過ごす日となりました。
お母さんの手から地面に放たれ、ハイハイで探検に出るHWくん。
そのHWくんを同じくハイハイで追いかけ、寄り添い、笑顔で振り向くRくん。
とってもRくんらしく微笑ましい様子に、見守るお母さんたちもニコニコです。
仲良く争いごっこをするAくんとTOくんの姿も印象的でした。
相手が痛くない間合いを上手にとり、笑い合います。
うまくなったなー。
マッチのプロになったHRくん、それを笑顔で見守るマッチが苦手な母みずほちゃん。
斜面に集まり何となくルールを作り、順番にジャンプする子どもたち。
けんかの説得と仲裁を試みるHNちゃん。
一枚のシートに座り、おいしいね、おいしいね、と言いあいながらお芋を食べるRくんとHI。
子どものやり取りを見守る
そんなほのぼの、のんびりの中にもポツポツ事件はありました。
TOくんが泣き出してしまいました。
Aくんが複雑な表情でうしろ姿を見ています。
どんな流れだったかはわかりませんが、
しばらく経った二人がお芋で乾杯するのを見ることができました。
お母さんたちの「ごめんね。」「うんいいよ。」の誘導はありません。
どちらかが悪いわけではない、お互い様。子供はこのことをよくわかっているように感じます。
下の子が生まれて久しぶりにみつくろに来たHTくん。
はじめは少し戸惑っているようにも見えましたが、
楽しそうなものを見つけて遊び出すと、ここでもけんかが始まりました。
この日のリーダーあっきーがやり取りを見守りながらもフォローします。
それは子どもたちだけでなく、お母さんに対しても。
そんなあっきーの姿から私たちは学び、安心をもらいます。
どうしても我が子が泣いていると早く泣き止ませたくなりますが、みつくろでは大丈夫。
山の中だし、大きな声で泣いても大丈夫。
けんかを経験し、自分の気持ちと折り合いをつける、
「まさに今成長しているなぁ、うらやましい。」とさえ思います。
渦中に我が子がいると、こうも冷静に見ていられないのですが。
3歳のお誕生日会
今日はHTくんの3歳の誕生日会でした。
ずっと欲しがっていた絵本のプレゼント、「もらえてよかったね。」と優しいゆかちゃんの一言。
なつめちゃんお手製のサプライズケーキも登場し、一瞬でみんなのお腹の中に消えていきました。
今日も楽しかった。
(文:あきなちゃん、写真:みつくろアルバム)