11月③紅葉の森あそび
秋が深まり森は赤や黄色に色づいてきました。
今年の紅葉は例年よりもちょっと遅め。この時期は、森の蔓が採りどき!
かわいい木の実や葉っぱも一緒に集めて、素敵なものを作りましょう♡
こちらは、蔓とサツマ杉、杉、野イバラのリース。
森で蔓を集めた母さんたち、リースを作ってみたり、かごを編んでみたり。
秋ならではの森の楽しみ方ですね♪
Kくんは、枯葉や土を手にし、体いっぱいに森を堪能していました。お顔も体も泥んこです^^
大好きな斜面も登りました。この時期は、枯葉が斜面に積もり滑りやすくなっています。ずりずりと滑りながらも土から出ている木の根っこをガシッとつかみ、全身を使って斜面を登ります。
思うように登れなくて涙が出てしまったり、途中で心が折れて諦めてしまったり。
この日は大人の手助けで登った子も、回数を重ねるごとに自分の力で登れるようになるでしょう。子どもが助けを求めているときは、そっと手を差し伸べて。でも、自分でできそうなところは、大人はつい出したくなる手を引いて、じっくりと見守ってあげるのも大切ですね^^
「自分の力でできた」ことが、その子の力になるのだから。
この日のテーマトークは、3年・5年・10年後の自分がどうなっているかのビジョンについて分かち合いました。先を見据えて生きること…なんだか難しいですが、こうありたい自分をイメージするのって大切なんですね。思考は現実化する、と言いますもんね~
子育てや日々のことで、目先のことでいっぱいいっぱいになっている自分がいるのだけど、先のことを考える良い機会になりました^^;10年後、今の自分に誇れる自分でありたいものです。
虫かごづくり用のお道具箱に油性マジックがあったのが大人気!
子どもたちは大喜びで足に絵を書いていたけれど、どうやら数日は消えないという噂です(笑)
(文:かよ、写真:みつくろアルバム)
11月②山荘でお味噌づくり
今日は森の山荘で手前味噌づくり。今年も、お味噌作り講師の大山さんに来ていただきました。
まず、大山さんが茹でてきてくれた大豆を大豆ゴリゴリ君3号でミンチにしていきます。ぐ~るぐる。子どもたちも楽しそうにハンドルを回してくれました。
次にm国産大豆と塩、こうじを混ぜて、お団子にしていきます。
まるめた味噌だんごは、樽の中にエイッと投げ込みます。
樽に投げ込んだ味噌(のもと)は手でよく押して、空気を逃します。
おいしいお味噌になぁれ!!!
大山さんが持ってきてくださった去年仕込んだお味噌で、たき火のお味噌汁作りも。
具だくさんのおいしいお味噌汁ができました♪おいしくてあっという間に完売!
森で思い思いに遊ぶ子どもたち。こんなところがあそび場に!?急斜面のヤブを登ります。全身を使って、どろんこまみれ葉っぱまみれになりながら。森だからこそできるワイルドな遊びですね^^子どもたち、とってもいきいきとしています。
お味噌の完成は来年の夏ごろかな?おいしくなったころ、みんなにお届けできると思います♪
(文:かよ、写真:みつくろアルバム)
11月①秋の森
11月になり、最初のみつクロ。
朝晩は冷え込んできたけれど、日差しが差し込むと暖かい…♫
昨年の7月豪雨の被害の爪痕が残るこのフィールドも、本格的な工事が始まっています。
今日はコンクリートミキサー車やショベルカーが作業をしていました。
その様子を橋の上から食い入るように眺める子どもたち。
今、作業が進んでいるこの川で、また川遊びが出来る日が早く来るといいね。
今日は特にイベントのない中でのおさんぽ。
子どもたちは思い思いの遊びに夢中です。
去年のみつクロメンバーも登った斜面に複数の親子が集まってきました。
お母さんにお尻を支えてもらいながら登る子、自分の力で木の根っこを掴みながら登る子、みんな必死です。既に何組かの親子が登っている姿を見て、Iくんは一人物凄い勢いで登って行きました。あっという間に先に登ったメンバーに追いつき、さらに上へと登って行きます。
そんな光景には目もくれず、どんぐり広場の方へ一目散だった息子K。
Kにとっては川遊びの方が魅力的だった様子。
寒いよ、きっと寒いよ…と思っているのは大人だけ?
裸足になって、川の上流へズンズン進んで行きます。
途中、木の棒を拾う、落ち葉を踏む、虫を捕まえる・・・自然の中には、子どもの好奇心を引き出すものがたくさんありました。
以前、「その時その子が主体的にやっていることは、今のその子の成長に必要なこと。」「今の自分にはまだ難しいと感じたら、自ずとやらない。でも、自分で出来るかもしれないと感じた時には、自ら挑戦するはず。」という話を聞いた事があります。
「斜面登りもチャレンジしてみたらいいのに…」という私の勝手な思いもよぎりますが、子どもが自ら成長できるよう配慮しつつ、これからもKのやりたい事を静かに見守りたいと思います。
お昼ご飯の後、何かに夢中になっているお母さんが!
木から伸びている細いツルを一生懸命引っ張っていた、めーちゃん。
大きな袋いっぱいに秋の贈り物を詰め込んでいたね。
かごを作るのだそう。きっとオシャレな物に姿を変えるんだろうなぁ〜。
そんな風に、親も子どもと一緒に自然の中で創造する喜びやワクワクがあって、子どもと共に楽しい時間を過ごすことができる。
みつクロの大きな魅力の一つだと思います。
さて、次回のおさんぽは山荘でのお味噌作り!
息子はさることながら、私も本当に楽しみにしていたイベント。
どんなお味噌に仕上がるのか、そしてみんなで食べる温かいお味噌汁、1週間後が既に待ち遠しいです。
お天気に恵まれますように…。
(文:かこちゃん、写真:みつクロアルバム)