おさんぽサークル みつばのクローバー

2023年度の新メンバー募集中!希望の方は、お問い合わせください。広島県安芸郡府中町・未就園児親子対象。森のようちえんスタイルの子育てサークル「おさんぽサークル みつばのクローバー」の活動記録です。

11月②山荘でお味噌づくり

今日は森の山荘で手前味噌づくり。今年も、お味噌作り講師の大山さんに来ていただきました。
まず、大山さんが茹でてきてくれた大豆を大豆ゴリゴリ君3号でミンチにしていきます。ぐ~るぐる。子どもたちも楽しそうにハンドルを回してくれました。

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次にm国産大豆と塩、こうじを混ぜて、お団子にしていきます。

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まるめた味噌だんごは、樽の中にエイッと投げ込みます。

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樽に投げ込んだ味噌(のもと)は手でよく押して、空気を逃します。
おいしいお味噌になぁれ!!!

大山さんが持ってきてくださった去年仕込んだお味噌で、たき火のお味噌汁作りも。

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具だくさんのおいしいお味噌汁ができました♪おいしくてあっという間に完売!

森で思い思いに遊ぶ子どもたち。こんなところがあそび場に!?急斜面のヤブを登ります。全身を使って、どろんこまみれ葉っぱまみれになりながら。森だからこそできるワイルドな遊びですね^^子どもたち、とってもいきいきとしています。

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お味噌の完成は来年の夏ごろかな?おいしくなったころ、みんなにお届けできると思います♪

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(文:かよ、写真:みつくろアルバム)

11月①秋の森

11月になり、最初のみつクロ。
朝晩は冷え込んできたけれど、日差しが差し込むと暖かい…♫
昨年の7月豪雨の被害の爪痕が残るこのフィールドも、本格的な工事が始まっています。
今日はコンクリートミキサー車やショベルカーが作業をしていました。

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その様子を橋の上から食い入るように眺める子どもたち。
今、作業が進んでいるこの川で、また川遊びが出来る日が早く来るといいね。

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今日は特にイベントのない中でのおさんぽ。
子どもたちは思い思いの遊びに夢中です。

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去年のみつクロメンバーも登った斜面に複数の親子が集まってきました。
お母さんにお尻を支えてもらいながら登る子、自分の力で木の根っこを掴みながら登る子、みんな必死です。既に何組かの親子が登っている姿を見て、Iくんは一人物凄い勢いで登って行きました。あっという間に先に登ったメンバーに追いつき、さらに上へと登って行きます。

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そんな光景には目もくれず、どんぐり広場の方へ一目散だった息子K。
Kにとっては川遊びの方が魅力的だった様子。
寒いよ、きっと寒いよ…と思っているのは大人だけ?
裸足になって、川の上流へズンズン進んで行きます。
途中、木の棒を拾う、落ち葉を踏む、虫を捕まえる・・・自然の中には、子どもの好奇心を引き出すものがたくさんありました。

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以前、「その時その子が主体的にやっていることは、今のその子の成長に必要なこと。」「今の自分にはまだ難しいと感じたら、自ずとやらない。でも、自分で出来るかもしれないと感じた時には、自ら挑戦するはず。」という話を聞いた事があります。
「斜面登りもチャレンジしてみたらいいのに…」という私の勝手な思いもよぎりますが、子どもが自ら成長できるよう配慮しつつ、これからもKのやりたい事を静かに見守りたいと思います。

お昼ご飯の後、何かに夢中になっているお母さんが!

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木から伸びている細いツルを一生懸命引っ張っていた、めーちゃん。
大きな袋いっぱいに秋の贈り物を詰め込んでいたね。
かごを作るのだそう。きっとオシャレな物に姿を変えるんだろうなぁ〜。
そんな風に、親も子どもと一緒に自然の中で創造する喜びやワクワクがあって、子どもと共に楽しい時間を過ごすことができる。
みつクロの大きな魅力の一つだと思います。

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さて、次回のおさんぽは山荘でのお味噌作り!
息子はさることながら、私も本当に楽しみにしていたイベント。
どんなお味噌に仕上がるのか、そしてみんなで食べる温かいお味噌汁、1週間後が既に待ち遠しいです。
お天気に恵まれますように…。

(文:かこちゃん、写真:みつクロアルバム)

【番外編】椿オイルのしぼり方

9月、メインフィールドのおさんぽでたくさんの椿の種を拾いました。
「椿の種を集めて椿オイルをしぼろう!」と言うと、子どもも大人も一生懸命にあつめてくれました♪

椿オイルをしぼるには、圧搾機が必要です。
そこで、広島里山工房付属森のようちえん&小学部の園長・こうさんにゴリゴリとしぼっていただきました!

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みんなで拾った椿の種。重さをはかり忘れたのですがこんなにありました!
さあ、しぼるとどのくらいの椿オイルがとれるのでしょうか。

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これが圧搾機です。木の棒で押している部分に椿の種を殻ごと投入していきます。

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ゴリゴリ…

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圧搾した椿の種は、アルコールランプで熱しながらカスと油とに分離します。
カスはとってもたくさん出てくるのに、しぼれるオイルの少ないこと!!!
手前に置いているガラス瓶の中に、しぼられた椿オイルが一滴ずつ落ちていきます。

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とても根気のいる作業です。最初は興味津々にしぼるのを手伝ってくれていた子どもたちでしたが、だんだん飽きてきて違う遊びを始めました(笑)

そのあとは園長のこうさんがひたすらゴリゴリ…1時間以上かけて丁寧にしぼってくれました。こうさん、ありがとうございます!

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しぼられた椿オイルは、不純物を取り除くため、コーヒーフィルターで濾します。
24時間×2回濾すと、透明度の高い椿オイルが完成です!!

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出来上がり量は、椿の種の1/10程度でしょうか。いやそれ以下かも?
油をしぼるのって、手間のかかる作業なんですね~

髪につけたり美容のイメージがある椿オイルですが、食用にもできるんです。
10月の活動では、しぼりたての椿オイルを焚き火パンとハーブソルトにつけていただきました♪

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自然の恵み、おいしく楽しくいただきました!
圧搾機があれば、椿だけでなくえごまやオリーブなどのオイルが絞れるみたいです。
欲しいなぁ・・でも3万円くらいするのでなかなか手がでません(笑)

(文:かよ、写真:かよ・ゆかちゃん)