10月①秋の水辺
久しぶりにメインフィールドに戻ってきました。
7月の豪雨により新たな土砂の崩落が起こり、予定通りフルオープンできなかったこの森。
またキャンプ場までおさんぽできる日を、首を長くして待ちわびています。
朝晩冷え込むようになったとはいえ、昼間はまだまだ水遊びが楽しめる陽気。
水遊びの大好きな子どもたちは、吸い寄せられるように水辺へ。
なかには、気がのらなくてシートを広げて早弁する子もいるのですが、それもOK。子どもたちのやりたいこともやりたくないことも、そっと寄り添ってすごす時間がここにはあります。
やりたいことを見守ることも、やりたくないことを見守ることも、親の願うように行動してくれないときは、ときとして親には苦行のように感じるときがあります。
でも、それが子育てなんですよね~
末っ子な我が子Aは人見知りがあって、なかなか母から離れてくれないし、まだ水も苦手です。もっとワイルドに育ってほしい!というのは、親の私の勝手な願いなのかもしれません
子どもが育つタイミングは子どもが決めるもの。そっとその時を待ってみるしかありませんね。
この日は水辺で、パパさんがこんなカニを見つけました。生き物好きなみっちー曰く、モクズガニなのだそう。けっこうな大きさで、みんなびっくり!
モリアオガエルの池に棲み付いているザリガニに、子どもたちは興味津々。
忌み嫌われることもある外来種のザリガニですが、怖くて迫力のあるそのいでたちに子どもたちの好奇心は掻き立てられワクワクは止まりません。
秋の森の素敵なものをトッピングした誕生日ケーキで、10月生まれの3人のお誕生日をお祝いして、素敵な絵本の時間。
いつまでもこの青空の下でまどろんでいたいような、満たされた贅沢な時間でした。
この日、久しぶりにリーダーをつとめてくれたえみちゃんが、和やかに丁寧に場を紡いでくれたおかげです。
キラキラとした素敵なことも、ザワザワゆらめく心のうちも、すべてをありのままに受けとめてくれる森のひとときは、私にとってかけがえのない時間です。あぁ今日も癒された。
(文:かよ、写真:みつクロアルバム)