9月③お月見会
活動日が祝日だったので、2週間ぶりのおさんぽ。
中秋の名月にちなんでお月見会をしました!
先週は小さな白い花が咲いていたヌルデは、2週間たって実になっていました。
かぶれの木だけどとってもかわいい…♡
秋晴れの気持ちよい気候で、それぞれおさんぽ。
川に遊びに行った子もいれば、山に探検に行った子も。
山に行った子たちは、アケビに芝栗、カタツムリと森の不思議をたくさん見つけていました。
秋の森は、ワクワクがいっぱいだったね!
それぞれおさんぽを楽しんだあとは、お待ちかねのお団子づくり!
お月見団子は、白玉粉+団子粉にお豆腐を入れて作ります。
お豆腐を入れて作ったお団子は、小さい子もかみ切りやすいんです。
こねこね、ペタペタ。
粘土みたいで楽しいね~^^
茹でてる横に座って、つまみ食いが止まらない子も♡
お外でみんなで食べると、ほんとにおいしい^^
食べることが大好きな子どもたち。
野外料理の日は、大人も子どももいつもより心が開放されるように思います。
みんなで自然の中で食べた素朴な味、小さな心に残る原体験になっていたら嬉しいなぁ!
秋冬は焚き火料理が楽しくなる季節。
何かとナイーブになってしまう昨今ですが、衛生面に気をつけながら続けていけたらいいなと思います。
*お月見団子の覚書*
白玉粉 3袋
団子の粉 1.5袋
お豆腐 4丁
水 適量
(13組の親子分)
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さて、この日は子ども同士のちょっとした衝突が見られました。
男の子が大好きな草刈り用のフィールドカート、1台しかないからどうしても一人ずつしか使えないんですよね。
子どもたちの衝突は、関係の深まる秋に勃発するのが毎年恒例。当たり前の子どもの姿です。
これまでにも、一つだけ設置したブランコやひとつしかない脚立をめぐって、数々の衝突が起こってきました。
喧嘩や衝突が起こるということは、みつクロが子どもたちにとって心の許せる場であり人たちになったということ。
ありのままに、「我」を出せるようになったことの証拠かなと思います。
でも、我が子に「優しい子であってほしい」「人の気持ちのわかる子であってほしい」と思う私たちは、我が子の喧嘩や衝突を見ると心中おだやかではいられませんよね。
3歳くらいまでの子どもは、自分の気持ちと相手の気持ちが違うということがわかっていないことが多いため、大人の好きな「貸して」「どうぞ」ができなかったりします。
また、相手が使いたい気持ちをわかっていたとしても、自分の気持ちを優先させてしまうこともあります。
そんな様子がもどかしく、つい大人パワーで「貸して」「どうぞ」を誘導することもありますよね。(私はあります(;^_^A)
「貸して」「どうぞ」でうまくいけばそれでも良いと思います。
でも、まだ3歳くらいまでの子どもたちは「貸してほしくてジタバタしてしまう」「どうぞできなくてジタバタしまう」が当たり前の姿。
この頃の子どもたちは、「自分の気持ちに気づく」「相手の気持ちに気づく」だけでも十分なのです。
きっと、貸せなかった子は相手が泣いたり怒ったりしている様子を見て、気まずい気持ちを覚えるでしょう。そして、いつか相手の気持ちに気づいて、自分の気持ちを我慢できるようになるかもしれません。
失敗や葛藤も、子どもの育ちには必要なもの。子どもたちから、失敗や葛藤の経験を奪わずに、しっかりと心を育てていけたらいいなと思うのです。
みつクロのおさんぽが毎週あるのは、定期的に顔を合わせることで子どもも大人も関係をつくるため。(あと季節の移ろいを肌で感じるため)
お昼にテーマトークをするのは、大人同士がお互いを知り信頼関係を築いて、子どもの育ちを見守れるようになるため。(もちろん大人の息抜きの目的も!)
親の思い通りにならない子どもの姿を、目にしたり見守ったりすることは決して楽なことではありません。でも、見守ったその先には、大人が先回りして解決するよりももっと素敵な子どもの成長が待っている…ハズ!?
これまでの、子どもの衝突を見守った母の気持ちを綴ったブログ記事、もし良かったら読んでみてくださいね。
みつクロが、参加者のみなさんにとって親育ち・子育ちの場であると共に、お母さんがリラックスできる場になっていればうれしいです。
(文:かよ、写真:みつクロアルバム)