9月①自主クロ

さわやかな風が通り抜ける過ごしやすい気候になりました！
そんないい季節なのに！
緊急事態宣言が出ているので、通常のみつクロはお休みです（いつものフィールドも閉鎖中）

だけど、やっぱりお散歩したい。
山で遊びたい！みんなに会いたい！
と言う事で、

希望者のみ、感染対策しながら別のフィールドでの
自主的な活動「自主クロ」を行いました。

山に着くと、ふわふわの綿毛がフワ〜っと一面に飛んでいてなんとも幻想的。
久しぶりに会ったのでなんとなく緊張感もありながらお散歩スタート。

昼ご飯を食べながら
「子供たち穏やかだね～、ケンカとかあったら面白いのに～」
と冗談で話していたら、

丘の木に設置したブランコで、事件が・・・
5歳のI君と3歳のMちゃんがブランコの取り合いのバトル。
両者譲らず、どうなるかと見守っていると、だんだん激しくなり・・・

Mちゃんが大泣きでブランコにしがみついています。
親は入るタイミングや声掛けが難しい。
そこへ様子を見ていた第三者のお母さんが絶妙なタイミングで声をかける。
『他にも乗りたい人～？！』
周りを見渡すと、H君がお母さんの足にしがみつて乗りたそうに小さく手をあげています。
Kちゃんは平和主義なのかしばらく見つめて去っていく・・・。
それでもは激しいケンカは収まらず、Mちゃんがお母さんに連れられて大泣きのまま離れていきました。

実はI君は私の息子(親子ともどもみつクロ3年目)Mちゃんはみつクロ1年目です。
ケンカの発端はI君が無言で無理やりブランコを奪い取ったこと。しかも年上。
端から見たら、明らかにうちのI君に注意したいところ。

でも私は何も言わないでギリギリまで様子を見ていたし、
きっとみかちゃんは見守るのすっごくドキドキした思う。

I君はブランコを勝ち取ってしばらくは怒っていたけれど、気持ちが落ち着いたら少しバツが悪そうな感じ。
何が正解かはわからないけれど、親も子もきっと心がかなり動いたはず。
私もI君の行動に実際すごくイライラ、もやもやもしたから。

でも、3歳と5歳の本気のぶつかり合い。
泣いちゃったりしても思いのままにケンカして『頑張ったね』って無理なく見守れたらいいなと思う。
せめてみつクロの時間だけは「謝りなさい」とか「譲ってあげなさい」とかは横に置いておいて、
本人が感じたことで行動が少しづつ変化していくのを、ゆっくり見守れたらと思っています。

時間はかかると思うけど、きっと大きな大きな成長につながると信じて。

～おまけ～
絵本やるよ～と事前に言ってくれたゆかちゃんが、まさか絵本を忘れて来るという・・・笑
でも、即席でみんなを巻き込んで大きなカブの寸劇を披露してくれて、大笑い。
ケンカの後のシリアスな気持ちがとっても救われてみんな笑顔で解散できました。

10月からはまた活動再開予定です。
お散歩日和の時期、楽しみだな～

（文：マイマイ、写真：ゆかちゃん・マイマイ）